ジョン・ターナスは9月9日、Apple Parkで開催されたAppleの「Surprise and shine」イベントの進行役を務めた。9月1日にティム・クックの後任としてCEOに就任して以来、初の基調講演である。イベントでは、1,199ドルからのiPhone 18 Pro、129ドルからのAirPods 5、そして基調講演の報道によれば、約2,000ドルとされる折りたたみ式のiPhone Duoが発表された。
クックはAppleにエグゼクティブチェアマンとして残るため、トップの交代は断絶ではなく引き継ぎだった。就任から8日目にターナスが発表した製品ラインナップは、Appleが毎年9月に発表してきたものとよく似ているが、いくつか区別しておくべき違いもあった。
ターナス初の基調講演で変わったこと
最も目に見えた変化は、ステージに立つ人物だった。イベントに先駆けてiPhone 18 Proを予告していたターナスが、CEOとして初めてショーを進行した。そしてiPhoneに関するAppleのプレスリリースのコメントは彼ではなく、Appleのワールドワイドマーケティング担当上級副社長であるグレッグ・ジョズウィアックによるものだった。
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ラインナップ自体も、どのCEOの下でも注目されるであろう変化を遂げた。今年は標準モデルのiPhone 18が存在しない。この判断についてはなぜAppleは本日、標準モデルのiPhone 18を発表しないのかで検証した。またProモデルは、iPhone 17 Proと17 Pro Maxが1,099ドルと1,199ドルだったのに対し、100ドル高い価格から始まる。
初めての要素も2つあった。A20 ProはApple初の2ナノメートルチップであり、基調講演によればiPhone DuoはApple初の折りたたみ式デバイスだ。ただしAppleはまだ、iPhone Duoについてプレスリリースや詳細なスペックを公開していない。
変わらなかったこと
カレンダーは維持された。iPhone 18 Proの予約注文は、太平洋時間9月12日(土)午前5時に始まり、9月18日(金)に65以上の国と地域で発売される。土曜の予約開始から6日後の金曜発売という流れだ。
iPhone 18 Proは、背面仕上げを新しくしつつ、17 Pro世代のデザインを引き継いでいる。6.3インチと6.9インチのサイズも維持し、Face IDも引き続き搭載する。全機能リストは、本誌のiPhone 18 Pro発表まとめで確認できる。
| 項目 | 変わった点 | 変わらなかった点 |
|---|---|---|
| 経営体制 | ターナスがCEOに就任 | クックはエグゼクティブチェアマンとして留任 |
| iPhoneラインナップ | 標準のiPhone 18なし、iPhone Duoを追加 | Proは6.3インチと6.9インチの2サイズ |
| Proの価格 | 100ドル上がり1,199ドルと1,299ドルに | 基本ストレージは256GB |
| チップ | 初の2nm A20 Pro | 両サイズとも同じA20 Proチップ |
| リリースの流れ | iPhone Duoは10月にずれ込み | 土曜に予約開始、翌週金曜に発売 |
| プレスリリースでのコメント | ターナスはiPhone 18 Proでコメントしていない | ジョズウィアックがコメント |
ターナスについて基調講演からは見えないこと
1回のイベントだけで新CEOを評価するのは材料が乏しく、9月9日に発表されたものの大半は9月1日よりずっと前から開発が進められていた。価格の値上げ、標準のiPhone 18がないこと、10月発売の折りたたみ機は、いずれも新体制の意図というより製品サイクル上の判断に読める。
Appleが明らかにしていないのは、10月のiPhone Duo発表でターナスが前面に立つかどうか、そして価格や発売日が確認されていないWatch Series 12とUltra 4が、この秋の残りにどう位置づけられるかだ。次の確定した日程は、Proの予約開始が9月12日、iOS 27が9月14日、最初の配送が9月18日となる。
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